中国のECアプリ「微店(ウェイディエン)」で欲しい商品を見つけたものの、「日本から自分で購入できるのか」「支払いはどうすればいいのか」と気になったことはありませんか?
実は、微店へのアカウント登録は日本の携帯電話番号でも可能です。支払いも、一部の日本の銀行カードがそのまま使えるケースや、支付宝(アリペイ)・WeChat Pay(ウィーチャットペイ)に日本のカードを紐付けて対応できるケースがあります。
ただし、本当に大きな壁になるのは「中国国内での受け取り」と「日本への発送」です。この記事では、日本人が微店を自力購入するときの支払い方法の実態から、商品を日本へ届ける「自力購入+転送」という使い方まで解説します。
- 微店のアカウント登録は、日本の携帯電話番号で可能です。
- 支払いは、一部の日本の銀行カードがそのまま使えるケースや、支付宝・WeChat Payに日本のカードを紐付けて支払う方法があります。
- 外国人が国際カードで支付宝・WeChat Payを利用する場合の上限は、年間5万米ドル・1回5,000米ドル(QRコード決済は1回200元以下なら追加手数料なし)。
- 一番の壁は中国国内での受け取りと日本への発送。この部分だけ転送サービスに任せる「自力購入+転送」が便利です。
微店は日本から購入できる?
はい、可能です。かつては「中国国内向けの決済や配送が必要だから、日本からは無理」と思われがちでした。しかし現在は状況が変わっています。
まずアカウント登録ですが、微店は日本の携帯電話番号でも登録できます。登録でつまずくことはありません。
次に支払いですが、中国の決済環境の変化により、外国人でも支付宝やWeChat Payに海外発行の銀行カードを登録して、中国国内のECサイトで決済できるようになりました。中国政府の外国人向け支払いガイドでも、Visa、Mastercard、JCB、Diners Club、Discoverなどの国際カードを支付宝・WeChat Payに登録できると案内されています。
そのため、日本人が微店の商品を購入する場合も、「日本のクレジットカード → 支付宝・WeChat Pay → 微店」というルートを利用できるケースがあります。
ただし、実際に微店で決済できるかどうかは、注文内容や決済方法、販売者側の設定などによって異なります。「登録はできたけれど、いざ支払おうとしたら希望の決済方法が選べなかった」ということもあり得るため、この点は後ほど詳しく説明します。
日本人が微店を自力購入する場合のポイント
微店の支払い方法を、日本人ユーザー視点で整理すると次のとおりです。
| 支払い方法 | 微店での利用 | 目安 |
|---|---|---|
| 一部の日本の銀行カード | そのまま使えるケースがあります | ○〜△ |
| 支付宝に日本のカードを紐付け | 利用できるケースがあります | ○〜△ |
| WeChat Payに日本のカードを紐付け | 利用できるケースがあります(微店の全注文での保証はない) | ○〜△ |
| 微店へのカード直接登録 | 中国国内の本人確認項目があります | △ |
| 購入代行(代行会社経由) | 注文から支払い・配送までまとめて依頼できます | ○ |
自力での決済が難しい場合でも、微店購入代行サービスを利用すれば、支払いから日本への受け取りまでまとめて依頼できます。
日本のクレジットカードを微店に直接登録できる?
ここは注意が必要です。微店公式の支払い案内では、信用カード・デビットカード、支付宝、WeChat Payなどの決済方法が案内されています。
一方、微店の銀行カード決済では、カード番号だけではなく、氏名、身分証情報、銀行に登録された携帯電話番号、SMS認証などが必要とされています。これらは中国国内の本人確認を前提とした項目です。
そのため、日本のクレジットカードを日本のECサイトと同じ感覚で入力すれば、そのまま微店で決済できると考えるのは適切ではありません。日本人が自力購入する場合は、支付宝やWeChat Payなど、海外カードに対応した決済サービスを経由する方法を検討することになります。
日本人は支付宝(アリペイ)で微店の商品を購入できる?
支付宝(アリペイ)は、中国国内で広く利用されている決済サービスです。中国政府の外国人向け支払いガイドでは、外国人が支付宝やWeChat PayにVisa、Mastercard、JCB、Diners Club、Discoverなどの国際銀行カードを登録して利用できると案内されています。
そのため、日本人ユーザーが「日本のクレジットカード → 支付宝 → 微店」という形で決済できるケースがあります。実際、パスポートを利用して支付宝の本人認証を行い、海外発行カードを登録して中国国内のサービスで決済している日本のユーザーもいます。
また、カードを支付宝に紐付けるのではなく、一部の日本の銀行カードがそのまま使えるケースも確認されています。利用を検討している方は、自分のカードが対応しているか、発行元に確認しておくと安心です。
ただし、「支付宝で海外カードが利用できる」ことと、「すべての微店注文で利用できる」ことは同じではありません。カード会社による承認、支付宝側のアカウント状態、微店側の決済方式、注文内容などによって、実際の決済可否は変わる可能性があります。「日本のVisaなら必ず微店で支払える」「JCBなら必ず利用できる」といった断定は避けるべきです。
WeChat Payに日本のクレジットカードを登録する方法
支付宝だけでなく、WeChat Payも海外発行カードへの対応を進めています。WeChat Payの公式情報では、中国本土版の「微信支付」について、Visa、Mastercard、JCB、Discoverなどの海外カードブランドとの連携が案内されています。
中国政府の外国人向け支払いガイドでも、海外発行のVisa、Mastercard、JCB、Diners Club、Discoverなどを支付宝・WeChat Payに登録できるとされています。
ただし、「WeChat Payが海外カードに対応している」ことと、「そのカードで特定の微店注文を必ず決済できる」ことは別です。微店の商品を購入する場合は、実際の注文画面で利用できる決済方法を確認しましょう。
日本人が支付宝・WeChat Payを利用する場合の限度額
日本人が海外発行カードを支付宝・WeChat Payに登録して中国国内で決済する場合、利用限度額にも注意が必要です。
中国商務部が公開している「外国商務人士在华工作生活指引(2024年版)」では、国際銀行カードを支付宝・WeChat Payに登録して利用する場合について、次のとおり案内されています。
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| 年間累計の利用額 | 5万米ドル |
| 1回あたりの取引額 | 5,000米ドル |
| 1回200元以下のQRコード決済 | 追加サービス手数料なし |
| 1回200元を超えるQRコード決済 | 取引金額の3%のサービス手数料 |
微店での買い物で高額な商品を扱う場合は、こうした限度額が関係してくることがあります。実際の利用条件はカード会社や決済サービスの個別ルール、アカウント状態などによって異なるため、高額購入の前にはご自身の利用限度額を確認しておくと安心です。
「5万米ドル」は購入者だけの限度額?
ここは特に注意したいポイントです。年間5万米ドルという限度額は、支払い側(購入者)のルールとして公式資料で確認できるものです。
一方、微店販売者側の「受取限度額」については、利用している決済サービス、契約条件などによって異なる可能性があります。そのため、「微店のすべての販売者に一律で年間5万米ドルの受取限度額がある」と断定することは避けるべきです。海外からの注文が多い販売者や高額商品を扱う店舗では、注文が受け付けられないケースもあるため、心配な場合は購入前に店舗へ確認するか、購入代行の利用を検討してください。
微店で購入した商品を日本へ送るには?
ここまでで支払いの問題をクリアできても、もう一つ大きな問題が残っています。それが、「商品をどうやって中国から日本へ届けるか」です。
微店は中国国内向けの商品販売が中心です。そのため、販売者が日本への直接発送に対応していない場合があります。典型的な流れは次のようになります。
つまり、「支払いができる」=「日本まで商品が届く」ではありません。中国の人気商品を微店で見つけても、受け取りの住所と国際発送の手配という壁が立ちはだかります。
微店「自力購入+転送」の利用方法
そこで便利なのが、「自力購入+国際転送」という方法です。購入者自身が微店で商品を探して注文・決済し、商品が中国国内の倉庫に届いた後、日本への発送だけを転送サービスに依頼します。
STEP 1|微店で欲しい商品を探す
自分のアカウントで商品を検索し、ショップやレビューを確認しながら選びます。
STEP 2|自分で注文・決済する
支付宝・WeChat Payなど、利用できる決済方法で支払います。
STEP 3|配送先に117MARTの中国倉庫を指定する
中国国内の配送先として、117MARTの倉庫住所を入力します。
STEP 4|商品が中国倉庫に到着
販売者が中国国内の倉庫へ商品を発送し、117MARTで受け取ります。複数ショップで購入した商品もまとめて保管できます。
STEP 5|日本への国際発送を依頼する
商品の到着を確認したら、国際配送を申し込みます。複数の商品はまとめて一括発送が可能です。
STEP 6|日本の住所で受け取る
国際便で自宅へお届けします。
「商品選びや購入は自分でやりたい」という方も、購入代行を利用する必要はありません。中国国内の受け取りと日本への発送だけを転送サービスに任せる方法があります。
「購入代行」と「転送サービス」は何が違う?
| 利用方法 | 自分でやること | お願いできること |
|---|---|---|
| 自力購入+117MART転送 | 商品選び・注文・支払い | 中国国内での受け取り・日本への国際発送 |
| 購入代行 | 欲しい商品の希望を伝える | 注文・支払い・受け取り・国際発送までまとめて |
| 支払いのみ依頼+転送 | 商品選び・注文 | 支払い・受け取り・国際発送 |
特に、「微店の商品は自分で購入したい。でも日本への発送だけお願いしたい」という場合は、購入代行ではなく転送サービスの利用が向いています。
117MARTの「転送だけ」サービス
117MARTでは、微店をはじめとする中国のECサイトで購入した商品の中国国内受け取りから、日本への国際転送まで対応しています。自分で微店の商品を購入できる方は、購入代行を利用する必要はありません。中国国内の配送先として117MARTの倉庫を利用し、商品が到着した後に日本への発送を申し込むだけです。
- 転送手数料は無料。通常のご利用で発生する費用は、国際送料と入庫費です。
- 入庫費は1件100円(中国国内の追跡番号ごとに計算)。
- 入庫後60日間は無料保管。じっくりまとめ買いして、まとめて発送できます。
- 入庫時に商品写真を1枚無料でご提供します(検品ではありません。詳細な検品をご希望の場合は有料オプションがあります)。
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 転送手数料 | 無料 | — |
| 入庫費 | 1件100円 | 中国国内の追跡番号ごと |
| 保管 | 入庫後60日間無料 | 超過分は100サイズ箱あたり100円/日 |
| 入庫写真 | 1枚無料 | 検品ではない(詳細検品は有料オプション) |
また、微店だけではなく、閑魚(シェンユー)で購入した商品の転送や、淘宝・1688・小紅書など、その他の中国通販サイトで自分で購入した商品についても、中国国内の倉庫へ送ってまとめて日本へ転送することができます。微店と淘宝(タオバオ)の違いについて解説した記事も参考にしてください。
微店で購入した商品を、日本へお届けします
117MARTでは、微店・閑魚・淘宝・1688など、中国のECサイトで購入した商品の国際転送に対応しています。
「自分で購入した商品を日本へ送りたい」という方は、転送サービスをご利用ください。転送サービスのご利用には、まず117MARTの会員登録が必要です。支払いから任せたい場合は、微店購入代行もご利用いただけます。
微店を自力購入するときの注意点
- 支付宝・WeChat Payの本人認証が完了しているか確認する
- 利用する日本のカードが、海外決済や海外ウォレットへの登録に対応しているか確認する
- 微店の注文画面で、希望する決済方法が表示されるか確認する
- 海外発行カードによる決済は、注文ごとに可否が変わることがあると心得ておく
- 中国国内の配送先(転送倉庫の住所)を用意しておく
- 国際送料・入庫費など、日本への転送費用は事前に把握しておくと安心です
- 高額購入の場合は、決済側の利用限度額(年間5万米ドル・1回5,000米ドル)に余裕があるか確認しましょう
よくある質問
Q. 日本人でも支付宝を使って微店の商品を購入できますか?
A. 可能なケースがあります。日本人ユーザーが支付宝で本人認証を行い、海外発行カードを登録して中国国内の決済に利用することは可能です。ただし、微店のすべての注文で利用できることを保証するものではありません。
Q. 日本のVisa・Mastercard・JCBは使えますか?
A. 中国政府の外国人向け支払いガイドでは、Visa、Mastercard、JCB、Diners Club、Discoverなどの国際カードを支付宝・WeChat Payに登録できると案内されています。ただし、実際の決済可否はカード会社、決済サービス、注文条件などによって異なります。
Q. 日本のクレジットカードを微店に直接入力できますか?
A. 微店の銀行カード決済では、カード番号だけでなく、氏名、身分証情報、銀行登録の携帯電話番号、SMS認証などが必要とされています。そのため、日本のクレジットカードを直接入力すれば必ず利用できるとは考えないほうがよいでしょう。
Q. 支付宝で年間いくらまで支払えますか?
A. 中国商務部の2024年版ガイドでは、支付宝・WeChat Payに登録した国際銀行カードについて、年間累計5万米ドル、1回5,000米ドルの上限が案内されています。
Q. 200元を超えると手数料がかかりますか?
A. 中国政府の外国人向け支払いガイドでは、国際カードを利用したQRコード決済について、1回200元以下の場合は追加サービス手数料なし、200元を超える場合は取引金額の3%のサービス手数料が案内されています。実際の手数料は決済時の画面で確認してください。
Q. 微店で自分で購入した商品を日本へ送れますか?
A. 販売者が日本への直接発送に対応していない場合、中国国内の配送先を利用して商品を受け取り、その後、国際転送サービスを利用する方法があります。117MARTでは、中国国内の倉庫で商品を受け取り、日本への国際転送を行うことができます。
Q. 支払いだけ誰かに代わってもらうことはできますか?
A. 自力での決済が難しい場合は、支払いだけを依頼するサービスや、購入代行の利用という方法もあります。商品選びは自分で行い、支払いから日本への発送までまとめて依頼することもできます。
まとめ|微店は「自分で買う+転送」という使い方もできる
日本人が微店を利用する場合、「日本からは購入できない」と考える必要はありません。アカウント登録は日本の携帯電話番号で可能で、支払いも一部の日本の銀行カードがそのまま使えるケースや、支付宝・WeChat Payに日本のカードを紐付けて利用できる環境が整っています。
ただし、決済できることと、日本へ直接配送できることは別問題です。
日本から微店を利用する場合は、「商品を探す → 自分で購入・決済 → 中国国内の倉庫で受け取る → 日本へ転送」という方法が現実的です。
「商品は自分で選んで購入したい。でも中国から日本への発送だけお願いしたい」という方は、購入代行ではなく、国際転送サービスの利用を検討してみてください。
117MARTでは、微店をはじめ、閑魚・淘宝・1688・小紅書など、中国のさまざまな通販サイトで購入した商品の中国国内受け取りから日本への国際転送までサポートしています。
※サービス料金・対応商品・国際配送条件は変更される場合があります。最新の料金・対応条件は、利用前に117MARTへご確認ください。本記事の情報は2026年9月時点のものです。